想い

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本当に本当に

とっても
昔の出来事なんだね。

果てしない年数が過ぎてしまったんだね。


なんだか
不思議な気分です。




今日は母の命日です。
40のお誕生日を病院で迎えて1ヶ月しか経っていませんでした。


私は学校の終業式で学校に行ってました。


そして
校内放送で職員室に呼ばれました。


そのあとの事は

鮮明に覚えているような
夢うつつのような

不思議な感覚が残っています。



大人たちが
事務的に物事を進めていくこと


妹が
声をあげて泣いていたこと

泣きたいのか
泣けないのか

声をたてることができず
歯を食い縛っていたこと



病院から戻って総ての式が終わった経った３日の出来事が
夢の中の出来事で
そのあとの数日の記憶は全くなく




あのとき

妹のように
大声で泣き叫んで
大泣きしていればよかったと


今になって思う



ちゃんと
しっかり
悲しんで哀しんで
自分の中でも
何かに決着をつけておけばよかった。



あのときのまま
止まっている自分のなかにある時間。



無理に大人になろうとして

ちゃんと子供やっとかなかったからか



なんだか

ちゃんとした



大人になりそびれた気がする。